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2021/10/02
地元の石で礎石を制作してもらいました
濡れ縁の独立柱や玄関のアプローチ柱に使う礎石です。
最近はお付き合いのある石屋さんに地元の石で制作していただいております。
雄勝石を使うことが多いです。
雄勝石は昔は大きな石がとれたので蔵の基礎に使用したり、硯やスレートとして屋根に葺くこともありました。
最近では東京駅の改修工事で宮城のスレートが使われたそうです。
黒くて艶があって、固いのが特徴です。
角は面を取ってもらって、柱がのるところは水が切れるように段差を設けています。
ちなみにこの硬い石に細い段差を設けるのも石屋さんの技術があってこそなんです。
真ん中の穴にボルトを通して柱をおさえます。
毎回、石屋さんには色々細かい注文にも快く応じていただき、いつもきれいに仕上げて頂きありがとうございます。
今回も全体を引き締めてくれるいいアクセントになると思います。
楽しみです。