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2024/03/15
メッキ層に落ちた猫
仙台の工務店 東建設 のブログです。
メッキ層に落ちた猫が問題になっていますが、この問題になっているのが六価クロムです。
この六価クロムですが、あまり普段は聞きなれない言葉ですが意外と身近で問題になることもあります。
それは住宅の地盤改良です。
実はセンメント系の改良をした場合に現地の土によってはセメントが固化しづらくセメントに含まれている六価クロムが溶出することがあるそうです。
(コンクリートは固化するので問題にはなりません。)
今でもセメント系の改良が多い中で、弊社では第1に砕石による改良をおススメしています。
全部の地盤に対応できるわけではありませんが、まず初めにお勧めするのが砕石を使った改良です。
1.砕石という自然素材を使っているため、将来の土地の価値に影響を与えない。
砕石以外の杭は更地にした際杭を抜く必要がありますが、砕石は自然素材の為撤去する必要がない。
2.セメントを使用しないので六価クロムの心配がない。
3.砕石の空隙によって水はけがよくなる
場合によっては液状化対策にもなる。
まず第一に検討するのはお施主様にとって将来本当に大事なことかどうかということです。
建物の躯体以外にも目を配りながら設計をしていますので、安心してご相談ください。