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2020/01/27
家づくりに おいて大切な仕様や断熱についてのこだわり
弊社では断熱性能を前面に押し出してのアピールはしておりませんが、だからと言って性能が低いということではありません。
数値合戦になるのであまり表記しないようにしているだけです。
だからと言ってマニアックに高いわけでもありませんが・・・。
ほかの所では最近は断熱を重視して建物そのものの作りをそれに合わせて変更しているというのが実情です。
根太レス工法や全部屋大壁仕様など断熱の納まりを重視したり、工期短縮を狙ってのことだと思います。
弊社では、根太あり工法を採用してますし、真壁ももちろ採用します。
根太ありのほうが床は長持ちしますし、真壁であれば部屋の雰囲気も変わります。
必ず真壁を採用する、しないということではなく断熱を重視するあまり真壁の選択ができないということがあってはならないと思うのです。
まずは生活スタイル、住まう、住まい、ということを考えることが大事だと思います。
少し話がそれましたが、ではどのくらいの性能がいいのかということですが…。
省エネ等級4 4地域 UA値0.75 は政府が掲げている性能値ですが、正直低いように感じます。
だからと言ってHEAT20G2をクリアしようとすると、コストがかかってきます。
(予算に余裕がある場合は検討してみてもいいと思います。)
そこで、一つの目安はZEHで求められている UA値0.6 を基準にするといいかもしれません。
だからと言ってZEHを推奨するわけではありませんのであしからず。
あくまでUA値の目安のお話です。
0.6は省エネ等級4の断熱仕様を少し強化すると意外と簡単にクリアできますので、この辺りをひとつの目安にするといいと思います。
ところで、日本の住宅の省エネ適合率は約6割です。
この省エネ基準とは先程の省エネ等級4 4地域 UA値0.75 です。
ということは約4割は適合していないことになります。
実際にはもっと割合が高いかもしれませんね。
因みに来年の4月からは建主に対して建築士が省エネ性能の説明をしなければならなくなりました。
私達建築士もより一層わかりやすく説明ができるように勉強が必要ということですね。
(今建築中のお宅のUA値は0.44です。)
(いろいろ書きましたが数値はあくまで目安です。振り回されないように気をつけましょう。)
気になることがあれば気軽にお問い合わせください。
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宮城県仙台市で数寄屋、茶室、注文住宅 を手掛けている工務店 です。
自社の敷地で天然乾燥させた木材 (天然乾燥材)を手刻み で加工しています。
天然乾燥させる事で、 木が持つ粘り強さを生かした木組みができます。
雨ざらしの後、乾燥させた木材は渋が抜けて化学物質過敏症やシックハウス の方でも比較的大丈夫です。
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