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2021/03/27
ウォールスッタットで耐震等級3を解析してみました
弊社では耐震等級3のチェックを簡易でしております。
簡易とは言っても水平構面のチェックなども行います。
そして、最近気になっているのがこのウォールスタットというソフトによる解析です。
建物に地震動を加えたときの耐震度合いを動画でチェックできます。
前回と同じ建物ですが、弊社で耐震等級3をチェックした建物をこのウォールスタットで解析をしてみました。
今回の波形は建築基準法でいうところの、極めて稀な地震(数百年に一度の地震)の波形を使っています。
X方向加震とY方向加震の2種類を並べています。
どのように建物が動くのか動画で確認ができるのですごい分かりやすいと思います。
ちなみに、今までの震災の事例やシミュレーション、CAD、壁量計算などを通していろいろと検討をしてみると、やはり軸組(木組み)は大事だなと気づかされます。
面材を貼ると簡単に耐力は上がりますが、それよりまず基本の軸組をしっかり作ること、その次に筋交いや面材で耐力をちゃんと付加することが大事だと思います。
仙台で在来軸組、木組みの家、無垢の木の家をご検討の方は東建設株式会社までご相談ください。