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2024/04/05
ライフサイクルコスト
仙台の工務店 東建設 のブログです。
先日、取引先ではないガス会社の営業マンと話をしていたのですが、ガス会社に勤めているだけあってガス良いですよ~とおすすめの言葉を連発。
私もガスおススメなので、そうですよね~なんて話をしていたのですが。
最後にソーラーは物によっては有害物質を含んでいて処理方法が確立していない、メガソーラーの事業者に将来の処分費用の確保の報告義務が課されてる、ソーラーは新築の建物と一緒にローンを組むので壊れてもずっと利子を払わないといけない、という話をしたら、何故か浮かない顔。
そしたら、ガス会社に転職する前に家を新築して、ソーラーも蓄電池も付けてしまい、ローンを払っているが、つけなければよかったと今となっては思っているそうです。
何故か今の住宅はソーラーを設置することが前提になっているんですが、よーーーーーーく検討してから設置をしましょう。
メリット、デメリット、理解してますか?
メリット
①ライフサイクルコストが下がる。(電気代が下がる)
②売電が出来る
デメリット
①雨漏りの懸念がある
②故障時に直さないと火事の危険がある(放置はできません危険です。)
③屋根に荷重がかかる
④売電費用がさがっている
その他、
住宅のローンと一緒に設置すると、ソーラーパネルも数十年のローンと利子を払うことになる。
機械なのでいつ壊れてもおかしくないし、保証の内容を確認して方がいいです。
パワコンは10数年ごとに交換。
パネルが汚れると発電効率低下、でも屋根の上なので掃除もできない。
交換する際は足場必須。(足場代かかります。)
ライフサイクルコストが下がった分を将来の交換費用、もしくは処理費用にあてないと、交換も処理もできないということになる可能性も。
高額な機械は更新時期に同じ費用、もしくはそれ以上の費用が掛かることをしっかり覚えておかないと大変なことになります。
メーカーやビルダーは良いことしか話さないので、自分で良く考えることが必要です。
決して設置するなとは言いませんが、上記のことを理解してそれでも欲しい、メリットがある、つけたいと思う人が設置するのがいいと思います。
設置してから後悔しないように気をつけましょう。