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2018/09/22

メンテナンス

今日は約10年前に建てたお宅の建具のメンテナンスに行ったきました。

戸車の交換、ドアノブの交換、建具の調整など。

写真で建具屋さんが調整してる建具は栗の框戸で右に写っているのはさわらの框戸です。

さわらの框戸は幅、高さが約2mあるので圧巻ですね。

かなりの重量ですが、重量用の吊り金物を使っているので軽く開閉ができます。

ちなみに扉の後ろにはもう一つ扉があって収納スペースになっています。

建具屋さん、さわらの扉を見てこういうのもいいなぁと仕切りに言ってましたが…

思わず、作ったのキサワさん(修理に来た建具屋さん)だよ?!笑って言ったら、そうなんだけどこういう建具他では見ないから、大きさもデザインもこういう発想無いもんなぁ笑って…

思わず納得。

他では既製品の建具を組み合わせるだけだから、パターンが決まってしまうんだろうな…と。

因みにこの建物は私の設計ですが、設計だけが良くてもダメなんですよね。

それを形にする職人の技術があって初めて設計が生きるんです。

建具も大工もそうです。

そして、設計者は現場を知ってるというのも大事だと思います。

職人と話をした時に、現場のことを分からずに噛み合わない話ではいいものできないですからね。

ところで建具屋さんに作ってもらった建具はいつまでも修理が効くので絶対お勧めです!

10年、20年、30年と時間が経てば経つほど分かってくるかと思います。

(弊社では基本、既製品の建具は使いません。)

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