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2024/05/26
バレーボール選手 藤井直信
仙台の工務店東建設のブログです。
今年の3月頃、ある知り合いから盾を飾る木製の台の制作を依頼されました。
それは地元出身のバレーボール選手(オリンピック選手)藤井直信氏が描かれた石の盾を納める台でした。
石は彼の故郷雄勝の雄勝石です。
東京オリンピックにでた後、31歳と言う若さで志半ばにして2023年に死去。
その藤井直信選手を偲んで、古川工業高等学校バレーボールOB会で地元雄勝石を使った盾の制作を依頼。
そしてその盾の保護を目的として木製の台を弊社で制作して欲しいと依頼があったのです。
材種はお任せということで、今回は宮城の県木でもあるケヤキを使用しました。
この欅も弊社で天然乾燥させて数十年経った欅を使用。
大きくカットしたのち事務所内にてエアコンを24時間かけながら再度乾燥。
木はカットしたところから新しく乾燥が始まるため、木の動きをなるべく止めたい時はカット→乾燥を何回か繰り返して使用します。
そして完成したものが写真のものになります。
大変喜んでいただけました。
そしてこの盾、県北で3月16日、17日に開催された中学校のバレーボール大会での優勝校へ手渡されたそうです。
今後は藤井直信さんの名前が入った大会に変わるそうです。
宮城県雄勝町出身の藤井直信氏(バレーボール選手)
宮城県古川工業高等学校を卒業後、順天堂大学に進学。
その後、東レアローズの内定選手となったのち、2017年3月に全日本メンバーに初招集され、2021年には東京オリンピックメンバーに選出。
東京オリンピックに出場しチームに貢献。
その後、2023年に31歳という若さで死去。
#こころはひとつ