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2020/11/12
ちょっとしたこだわり
最近採用している筋交いプレートです。
在来軸組では筋交いが必要ですが、その筋交いを柱や土台、梁に止める金具が筋交いプレートです。
そしてこの筋交いプレートのすごいところは、大地震の時にこのスリットがあることによって伸びることができるんです。
筋交いに引っ張りが生じたときに今までのボックス型の筋交いプレートだとビスのところで割裂破壊を起こす可能性があるんです。
要は動くことを想定していないので、ビスのところで割れてしまうということが起こる可能性があるということです。
滅多にあることではないですが・・・。
しかしこのプレートだと、スリットによって伸びることを許容しているので、ビスのところで割裂せず何回でも耐えることが
できるという仕組みになっています。
木造は元々柔らかい建物ですので、ガチガチに固めるのではなく動くことも許容するという、こういう金物があると大変心強くなります。
検査官も初めて見るプレートだと驚いていました。
まだまだ使用する人少ないのかもしれませんね。