BLOGスタッフブログ
2019/10/22
建具屋さんと打合せ
弊社の建具は基本既製品を使いません。
その代わり、建具屋さんに製作をお願いします。
框戸と呼ばれる昔からの無垢の建具やフラッシュ戸と呼ばれる面材の扉も
建具屋さんに依頼します。
今は既製品の建具が多いですが、修理の依頼が多いのも建具です。
メーカー系の建具は数年で廃盤になることが多く、特に金物が手に入らない
と言うことが多いです。
また、枠に使われるMDFというコルクを固めたような心材は丁番などのビスが
長年の開け閉めで効かなくなることが多いです。
またビニールを張ってあるので鉋で削って調整も出来ません。
それに比べて、無垢の枠や建具屋さんが作った建具は調整が容易です。
汎用品の丁番などの金物も使えるし、枠を削ったり、扉を削ったり、丁番の位置を変えることも可能です。
既製品の扉は丁番を付けられる位置が決まっている為、丁番の位置を変えることが出来ません。
建具屋さんが作った建具は長い目で見たときに本当にすばらしいものだと思います。
弊社でお願いをしている建具屋さんは無垢を扱える大変貴重な建具屋さんです。
もちろん腕も確かです。
打合せをしてても新しい発見などがありすごい勉強になります。
建具の調整、襖の張替、障子の張替、等など、建具に関することも東建設までご相談ください。