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2021/11/10
面の大きさにもこだわります
今回のメインの柱はケヤキの1尺角です。
このくらい太い柱になると面も大きくなるんですが、図面でいくらではなく実際に木をみながら決めていきます。
これは7分の面です。
柱の太さや表情に対して少し小さいので、少し大きくしていきます。
これは8分5厘の面です。
約4.5mmの違いですが、雰囲気がガラッと変わります。
これ以上大きいと間延びしてしまうので、今回はこの面で決定しました。
その柱、表情、部屋、を考慮してその都度決めます。
面を一度大きく取ってしまったら、小さくはできないので非常に難しい決断をすることになります。
常日頃、木と向き合いながらこういう感覚を体で覚えるというのもすごく大事なことなんです。