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2021/04/13
屋根材は何を選べばいいのか・・・
今月の日経アーキテクチュアにこんな記事が載ってました。
「屋根の踏み割れば雨漏りを招く」
弊社でも昔からずーーーっとこれを言ってはいるんですが、なかなか一般には広まらないなーと思っていたところなんです。
この踏み割れ、なんの屋根材で起こるかわかりますか?
スレートです。
今でもまだ販売されている薄いスレートの屋根材で起こります。
葺いた当時はまだいいのですが、時間が経過すると・・・。
リフォームなどで屋根の塗装をするときは気を付けないと危ないです。
あがった瞬間割れることも・・・。
とは言っても、気を付けててもこのスレートは割れるので厄介なんです。
そして10年で塗装の塗り直しは確実です。
ガルバリウム鋼板であれば様子を見るということもできますが、スレートはまず無理です。
塗装も一枚一枚縁を切らないといけませんし、塗装屋さんも技術がいるんですよね。
また、例えばこれが原因で雨漏りが始まるともっと厄介です。
雨漏りが起きるということは屋根材の下に葺いてあるルーフィングという水の侵入を防ぐシートの下に水が入っているということなので、早急に対処しないと大事になります。
今回の事例でも結果的には野地板も腐って穴が開いていたので、野地板の張替えもしたようです。
こういうことを考えると、最低でもガルバリウム鋼板じゃないと将来のメンテナンスで余計かかってしまうので正直リスクが高すぎておススメできません。
しかし、今でもスレートをおススメしていたり、標準採用していたいたりするところもあるので、将来のことも踏まえて十分検討されることをおススメします。
ちなみに弊社ではガルバリウム鋼板を標準採用しています。
(ガルバリウム鋼板か瓦がおススメです。)
仙台で屋根の葺きなおし、屋根の改修、注文住宅、木の家、和風住宅、茶室なら東建設までご相談ください。