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2022/04/14
気温や湿度の比較をしてみました
仙台市の工務店 東建設 のブログです。
今回竣工の平屋の家にはダクトレス熱交換器と言うものを設置しました。
一般的なダクト式熱交換とは違い、掃除のしやすさ、ランニングコスト、設置費用、メンテナンス費用 が優れているのが特徴的です。
また、ダクト内の汚れもないのが最大の特徴です。
そもそもダクトがないのでダクト内が汚れるという考えがないのですが・・・。
さてこの熱交換器、弊社でつけるのは初めてなのでその効果を確認するため温度と湿度を外気温と比べることにしました。
その結果が下のグラフです。
ちなみに、暖房機器による加温はしておりません。
気温の比較
湿度の比較
上が気温のグラフ、下が湿度のグラフになります。
青が外部
オレンジがダイニング
緑が洋室
少しわかりづらいのですが、一日の室内の気温差が約5℃くらいで、また外気の影響を非常に受けにくくなっています。
外気の振れ幅よりも室内の振れ幅が非常に小さいのが分かると思います。
4月3日の朝は外気温が-1℃ですが、室内は10℃以上、また4月10日は外気温が35℃に対して室内は25℃もしくは20℃
また山のピークが外気と比べて2~3時間遅れているのも注目したいですね。
次に湿度ですが、おおよそ40%~65%程度で推移しています。
これも室内温度がある程度の振れ幅で推移しているのでそれに合わせて湿度も振れ幅が少ないのだと思います。
そして、気温も湿度も室内は殆ど同じ波形なので部屋による大きな違いはないと思われます。
要は家全体が同じような気温でどの部屋に行ってもあまり変わらないということですね。
この結果からダクトレス熱交換器の効果が非常に高いことが分かります。
エアコンやその他暖房器具による少しの加温で室内の温度をある程度の一定に保つにも非常に効率よく有効かと思います。
実際、私もこれほどまでに効果があるとは思いませんでした。
びっくりしました。
オプションにはなりますが是非お勧めです。